アイランドキッチンのデメリット

調理中の音や匂いが部屋に充満し、床には汚れが飛び散る

アイランドキッチンとは、壁から離れて、まるで家の中の島のように独立しているタイプの台所のことです。その明るく開放的な雰囲気や、自由なレイアウトが可能なことから、「注文住宅を建てるなら、是非アイランドキッチンに!」と考える人も多いでしょう。しかし実際にアイランドキッチン使ってみると、色々とデメリットを感じることも少なくありません。

まず、四方に壁がないため、料理の匂いや汚れが周りに飛び散りやすいことです。特に上昇気流の弱いIHクッキングヒーターだと、換気扇でも煙を吸い取りにくく、部屋に充満した匂いがソファーなどの家具に染み付くこともあります。また床には調味料や油汚れも付着しやすいので、こまめに掃除をすると同時に、それに適した床材を選ぶ必要があるでしょう。しかも調理中は音がリビングにまで響くため、テレビの音が聞こえにくくなることもあります。

設置には広いスペースが必要

一方、リビングからもキッチンが丸見えなので、使用時以外は清潔にしておかないと、家の中が片付いていない感じになってしまいます。しかし片付けるにしても、アイランドキッチンは壁に接していないため、吊り棚が設置できず、収納スペースが不足しがちです。別途、収納力のあるキャビネットを用意するなど、工夫が必要かもしれません。アイランドキッチンは壁との間に通路を確保する関係上、設置にあたっては、広いペースを必要とします。通常の台所なら4畳半の広さがあれば設置可能ですが、このタイプのキッチンでは6畳くらいの広さが必要です。更に設置費用も高くなりがちなので、予算やスペースの問題から、設計段階でアイランドキッチンの導入を断念する人もいます。

建売住宅は、すでに完成した状態で販売される住宅のことです。購入者側は、土地と建物を同時に手に入れられるというメリットがあります。